オレンジ・ウォーク市より北東に車を走らせると、15分あまりでサン・エステバンに着く。周囲はサトウキビの畑に囲まれ、マウンドが点在する。マウンド自体は木々によって覆われているため、形状は明らかでない。調査の結果、クエージョと同じ様に、前900〜前600年頃、すなわち先古典期中期にさかのぼるような土器が確認されている。古典期に入っても利用されたと考えられ、小規模なセンターの一つとして、古典期前期には人口が増加し、最大の繁栄を迎えたようだ。
遺構解説
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Editor: Takeo Fukazawa