Contents
北スペインの旧石器美術
  • イントロダクション
  • アストリアスの洞窟美術
  • カンタブリアの洞窟美術
  • バスクの洞窟美術

  • 動産美術概説(準備中)
  • アストリアスの動産美術
  • カンタブリアの動産美術
  • バスクの動産美術

    マヤ神殿
  • イントロダクション
  • プウク・マヤ
  • グァテマラ
  • ホンジュラス
  • ベリーズ

    縄文土器(QTVR)
  • 八ヶ岳南麓の縄文土器

    モンゴル遊牧世界(準備中)
  • ウランバートル
  • アルタイ・ゴビ
  • 南ゴビ
  • マンダラ・ゴビ

    古代ローマ遺跡(準備中)
  • イタリカ、スペイン
  • パルミラ、シリア
  • ポンペイ、イタリア
  • オスティア、イタリア
  • スタビア、イタリア
  • エルコラーノ、イタリア
  • オプロンティス、イタリア
  • ハドリアヌスの別荘、イタリア
  • パレストリーナ、イタリア

    シリア(準備中)
  • アフリン
  • パルミラ
  • シリア砂漠


    PhotoVR技術
  • AutoQTVR
  • マルチメディア3D資料館

  • Muse News Letter 2001-


    鎌倉大仏建立750周年記念事業の一環として里帰り釈迦如来像のQTVR撮影 , 21/09/2002

    あの鎌倉の大仏様が、今年で建立750周年を迎える。神奈川県立金沢文庫では、これを記念して特別展『鎌倉大仏と阿弥陀信仰』(10月3日から12月1日)が開かれるが、ここに出展される岐阜県新長谷寺蔵の釈迦如来坐像は、底部に残された文書から、昔、鎌倉大仏殿高徳院から寄贈されたものでらうことがわかった。高徳院としては、この機会にこの釈迦如来坐像を含め、大仏殿ゆかりの仏さまを4体QTVR撮影してデジタル保存する。

    神奈川県金沢文庫:神奈川県横浜市金沢区金沢町142。Tel: 045-701-9069


    藤内遺跡出土品重要文化財指定記念展はじまる。20/07〜24/11/2002

    神像筒型土器など、長野県富士見町井戸尻考古館所蔵の藤内遺跡出土縄文土器は、その造型美や図像学的な観点からかねてよりその価値が認められていたが、本年、藤内遺跡からの出土品全てが一括して国の重要文化財に指定されきんた。これを記念して井戸尻考古館では、特別展『甦る高原の縄文王国』を7月20日から11月24日まで開催している。会場では、テクネ制作のQTVRで見る縄文土器画像も公開され、CD-ROMも販売されている(1500円)。また以下の記念講演、イベントの開催が予定されている。
  • 9月21日(土)13:30〜:中沢新一『先史諏訪の世界性』、富士見町清泉荘
  • 10月6日(日)13:30〜:武藤雄六・長崎元廣・五味一郎・小林公明『藤森栄一以降の縄文農耕論』、富士見町清泉荘
  • 10月27日(日)10:00〜:高原の縄文王国収穫祭・縄文ワークショップ・幻想音楽演奏・人形芝居『弥勒伝承』、井戸尻史跡公園
  • 11月9日(土)13:00〜:小林公明『縄文土器の図像学』、富士見町清泉荘
  • 井戸尻考古館:長野県諏訪郡富士見町阪井7053。TEL: 0266-64-2044
    http://www.alles.or.jp/~fujimi/idojiri.html


    立体視QTVRパノラマ制作開始 29/01/2002

    1月29日、イスラエル、ヒューマンアイズ社のギデオン社長が来日、弊社との間で技術協力契約を締結した。360度のパノラマ景観を2ビュー以上で立体視化することは従来困難とされてきたが、これを可能にする技術開発に成功したのが、昨年、南イタリアで撮影実験を共にしたイスラエル、ヘブライ大学のシュムエル教授である。現在、この技術はヒューマンアイズ社で製品化が進められ、広告美術業界では、既に欧米で実績を評価されつつあるが、この度の技術協力契約の基で新開発の立体視パノラマ編集ソフト"Impactio"のフルライセンスが弊社に供与された。

    "Impactio"を使えば、デジタルカメラまたはデジタルビデオでパノラマ撮影した静止画増またはムービーをPCに取り込み、視差をもつ最大360度のパノラマ画像ペアを複数個作成することができる。"Impactio"には更に、これらのパノラマ画像を各種レンチキュラースクリーン対応ならびにアナグリフ眼鏡対応のインターレース画像を生成する機能があり、ユーザーはアナグリフ眼鏡を使って立体視効果を確認し、これを市販のカラープリンターで出力することができる。弊社としては、既にAutoQTVRを使ったQTVR オブジェクトムービーの立体視化を試みてきたが、このソフトが導入されたことで、QTVR パノラマムービーも合わせて受託制作可能となった。

    立体視QTVRをご覧になりたい方は立体視への招待へどうぞ。


    第1回立体視勉強会『裸眼立体視表示装置の現状』 開催。22/11/2001

    第1回目の立体視勉強会『裸眼立体視の現状』を、2001年11月22日、社外の専門家ならびディスプレイメーカーの方も交え、渋谷ホームズ会議室で開催した。同時に最近の実験結果を縦型の21"レンチキュラースクリーン実装LCDでデモした。立体視表示の原理的な問題と裸眼立体視について最近の動向を確認しあうことが勉強会の目的であったが、話題は、レンチキュラースクリーンの設計方法にまで進み極めて実り多い勉強会となった。次回は以下のテーマで3月下旬を予定している。

    第2回立体視勉強会(2002年3月末予定)。場所:東京都渋谷区宇田川町2ー1、渋谷ホームズ会議室(詳細はおって公表)
  • 立体視パノラマの撮影ならびに編集とその応用(Stereoscopic QTVR panoなど)
  • 立体視オブジェクトの撮影ならびに編集とその応用(Stereoscopic QTVR objectなど)
  • 立体視表示装置(レンチキュラースクリーン方式、偏光方式、アナグリフ方式、液晶シャッター方式など)


  • 参加をご希望の方は、info@texnai.co.jp"宛お申し込みください。


    南イタリアで立体視パノラマ撮影テスト 16-28/10/2001

    2001年10月、南イタリアのポンペイにイスラエル・ヘブライ大学のシュムエル教授と写真家のヤロン氏を迎え、弊社としては初の立体視パノラマ撮影を行なった。超ワイドアングルの立体視パノラマは、従来、技術的に困難とされてきたが、シュムエル教授は、近年、独自の画像処理技術を開発し、1台のデジタルカメラまたはデジタルビデオカメラを使って極めて高速に立体視パノラマ画像を生成することを可能にした。今回の撮影は、その立体視パノラマ生成技術をポンペイ遺跡、パエストゥム遺跡で確認することが目的だった。

    弊社としても、既に自社開発の回転撮影装置を用い、オブジェクトの回転視差を活用した立体視QTVRオブジェクトムービーの撮影実験を行なっていたが、シュムエル教授の手法は、その逆で、カメラの回転視差を利用して景観のパノラマ画像を得るものである。実際には、水平回転軸に一定の長さのアームを固定し、その先端にカメラを装着してほぼ1度刻みで連続パノラマ撮影する。その結果、全周で約360枚の画像が得られるが、それらの画像から右眼と左眼からみた画像を抽出し、それぞれスティッチング処理をして複数対の左右視差画像を出力する。撮影にはデジタルビデオカメラと300万画素のデジタルカメラを使った。デジタルビデオカメラの場合は、適当に周囲をなめるだけで簡単にパノラマ画像が生成できる。デジタルカメラの場合は、それなりに撮影時間がかかるが、コンピュータに取り込んでからの画像処理は極めて高速で、アナグリフ方式であれば、5分もすれば立体視パノラマを鑑賞できることになる。


    江戸博「ポンペイ展」でマルチメディア展示。 6/8-30/9/2001

    弊社では1999年以来、東京大学文学部COE「象形文化研究拠点」のデジタルアーカイブ・プロジェクトに協力し、ポンペイ遺跡のphotoVR撮影に取り組んできたが、この度、朝日新聞社文化部など主催の「ポンペイ展」(東京江戸博物館)開催にあたり、その成果の一部を会場入口のカフェテリアで公開した。内容は、QTVRパノラマや球面パノラマIPIXを使った遺跡案内、QTVRオブジェクトを使った出土品案内、50"PDPを使った球面パノラマのオートプレイなどであったが、会場は、photoVRで初めて遺跡の魅力を味わう人々でにぎわっていた。


    PhotoVR データベース『北スペインの旧石器洞窟美術』を新アルタミラ博物館に寄贈、一般公開。 17/07/2001

    2001年7月17日、アルタミラ博物館(スペイン・カンタブリア州)の新装オープンにあたり、カンタブリア大学と共同で制作したPhotoVRデータベース『北スペインの旧石器洞窟美術』を相互協力契約のもとで同館に寄贈、一般公開を開始した。このデータベースの設置は、サン・セバスチアン、ビルバオ、サンタンデール、オビエドの各博物館に次ぐもので、この秋には、同データベースのDVDーROM版の出版が予定されている。

    なお、バイソンやウマの洞窟壁画で有名なアルタミラ洞窟は、遺跡保存の立場から入洞はこれまで厳しく制限されており、申請しても通常は1年以上は待たなくてはならなかった。そこで、アルタミラ博物館の新装にあたっては、壁画のある奥室部分全体の実物大のレプリカが制作され、一般の人々も家族連れで旧石器洞窟美術の傑作を実感できるようになっている。


    Muse Digital Archiving Frontiers
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