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「電気通信大学の黎明期」


序:電気通信大学の黎明期の研究
  • 世界最初のプリント配線の回路
  • 自由闊達な雰囲気
  • 技官や卒業生のネットワーク
  • 大学の研究

  • 機器分析の時代を牽引した電通大
  • NMR分光
  • レーザー分光
  • 質量分光のインビーム
  • 電子顕微鏡

  • 世界最初の電波時計
  • 凧型アンテナ
  • 高山の電波通信・地下探査

  • 真空管から固体素子へ
  • 半導体電子素子の研究

  • 超伝導回路の研究

    南極観測と雪原の電波の吸収

    電通大の宇宙研究

    各学科の歴史

    わが国初のNMR分光

    日本のレーザー分光も電通大

    日本最初の電波時計は電通大での発明

    星間空間実験装置




    (4) <<電通大の黎明期(5) >> (6)



    南極観測と雪原の電波の吸収



    60年代から70年代にかけて、電通大黎明期の研究には研究室の数、研究者の数ほどの研究がありますが今回はその中から、国際的にも高く評価された南極雪原における電波の吸収の関する研究をあげましょう。

    1959年第4次南極観測以来、電通大の観測隊参加者は全国でも2~3位ほどの多人数ですが、自然界の電場伝搬に関する研究は電波工学の芳野研の得意な分野で雪原での電波の吸収もこの研究室の長い間のテーマでした。これは南極雪原の雪が何十万年もかかって降り積もり、下の方は圧縮されて電波が伝わる際の誘電率が大きくなってゆくので雪にあたった電波が反射されずにズルズルと内部にむかって入り、吸収されてしまうのです。

    この研究は南極で航空機が雪原に着陸しようとして電波の反射がないため高度を誤り衝突した事故の原因解明に使われ、脚光を浴び注目されました。 自然界における電波伝搬の現象解明に数々の業績を上げている芳野研のなかでも、特に評価の高いのが、この雪原の電波の吸収の研究です。 近くこの研究の展示も黎明期の電通大の典型として計画の一つに入っています。


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