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■ 展示案内
核磁気共鳴(NMR)分析の研究
  • わが国初のNMR分光器
  • 超伝導式NMR(模型)
  • MRI画像

  • ESR電子スピン共鳴分析の研究
  • ESR電子スピン共鳴装置

  • 電波時計の開発
  • わが国最初の電波時計

  • 星間空間実験装置(お貸出中)
  • 星間空間実験装置(貸出中)

  • レーザーの研究
    日本初期のレーザー分光も電通大から

    南極観測
  • 雪原の謎の電波吸収(準備中)

  • 超伝導回路の研究(準備中)

    質量分光の研究(準備中)

    カイトアンテナの研究(準備中)



    展示案内(3)


    電波時計の開発


    京王線の電車内で活躍した日本最初の電波時計

    電気通信大学教授菅野正志は電子回路技術によりラジオの時報を受信して時計の指針を自動的に合わせる方式を開発し、これを国際電気株式会社が電波時計「アキュラテック」として発売。1962年開発発表で株価はストップ高、「くらしの手帳」誌には「自分であわせる時計」(おすすめしたい時計)と紹介される。京王・西武・東武などの電鉄会社ではホーム・待合室に設置され、合計6000台販売された。

    京王電鉄は一時、電車の各車両の前後の内側の上部に電波時計をとりつけた。当時、京王線を利用する電通大学生はこれを見て「うちの大学の先生の発明した時計」として自慢していた。

    学内でも本館2階の会議室で開催された研究発表会で実際の装置を使った実演があり、丁度正午になるとカチッと針が動いて、まわりを取り囲んで注目していた先生や学生が歓声をあげ、拍手したということである。 黎明期の学園風景の一コマである。






    電気通信大学コミュニケーション・ミュージアム第7展示室友の会
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    UEC Museum of Communications Exhibition Room#7 Associates
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